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組織の軸を定めることで「適応を要する課題」に対応していく

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組織の軸を定めることで「適応を要する課題」に対応していく








日本は高い技術力で世界に名だたる先進国になりました。
その要因の一つは、みんなで、真面目に、頑張って仕事に取り組む。
それが「会社人の美徳」だという風土があったからだと思います。

この時代の社員は、会社という枠の中で動いていました。
和を乱すことなくルール、マニュアル、慣習などに従って働いていたのです。
この枠は「守られている」安心感を社員に与えてくれていました。
まじめにコツコツとさえ働いていれば仕事は与えられる。
そして給料は年々増えていく。
定年後は年金で楽しく暮らせる。
つまり、将来の幸せのために、いまを我慢して生きることができたのです。

この形が、いまは大きく変わりつつあります。
情報が瞬時に世界中に広がる時代です。
「これを作って売れば確実に儲かる」商品はありません。
(もし、あれば、誰かがすでに売り出しているでしょう)。

組織風土改革で新たな飛躍に向かうために

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組織風土改革で新たな飛躍に向かうために






IT化、グローバル化、コンプライアンス意識の高まり。
わたしたちは、いま、大きな外部環境の変化を迎えています。
いままでとは全く異なった仕事の仕方が求められているのです。

日本は第二次大戦後、Japan as No1 とまで呼ばれるように急成長しました。
その原動力になったのは、
周囲との調和を意識しながら、真面目にコツコツと自分の仕事に励む、
そんな国民性だったように思います。

この時代は5年後、10年後の未来が予測できた時代です。
長期計画を経営層が立案する。
計画に従って、多くの社員が与えられた職務に励む。
今が苦しくても、きっと将来は幸せになれる。
それを信じて頑張れた時代でした。

この時代にも今と変わらず多くの問題はありました。
でも、多くはロナルド・ハイフェッツの言葉を借りると、「技術的な問題」でした。
解き方は分かっていて、時間をかければ必ず解ける問題でした。
だから、ひたすら「頑張る」ことで会社も社員も幸せになれたのです。

ところが、いまの時代は違います。
GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)を代表として
巨大資本が世界中の知識を集めてビジネスの世界を大きく変えています。

過去数十年に培った仕事のやり方が根本から覆されています。

EGミーティングに向いている場所は?

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EGミーティングに向いている場所は?



「参加者みんなが思っていることを率直に話す」のがEGミーティングです。
でも、どうすれば本音が出やすい場になるのでしょうか?

そのポイントの一つは開催場所です。

会社で行う場合、まず普通に考えるのは会議室です。
でも、会議室には問題があります。

以前、ある会社の会議室でEGミーティングを開催したときのこと。
メンバーは若手の課長クラス。普段はよく話される人たちです。
ところが、そのときはなぜか最初から雰囲気が暗いのです。
「みなさん、どうされました?なんだか今日は暗い感じがしますけど…」
と私が言うと、一人の方が、
「この会議室には、イヤな思い出があるんですよ。
 前の事業部長がコワイ人だったんです。
毎週月曜の朝一番、この会議室に管理職が集められて、
 一人ずつ吊るしあげられてたんですよ。」
と話してくれたのです。

また、あるとき、別の会社で、
「すいません。今日は部屋がなくって…」と案内された部屋。
幅2メートル弱で長さが8メートルくらいの細長い部屋。
地下室のため、窓がなくて天井が低い。その上、照明が暗くて息苦しい。
まあ、しょうがないか…と思いながら始めたものの、
なかなか盛り上がらない。アイデアも出てこない。

本当の対話とは?

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最近「対話」という言葉をよく耳にするようになったと感じています。
SNS全盛の時代だからこそ、直接会って話をすることの大切さに気付く人が増えてきたからなのかもしれません。
でも「直接会って話す」ことだけが対話なのでしょうか?

先日お会いした某メーカーの管理職Aさんが、
「働き方改革で残業もさせられないのに、うちの会社でも1on1ミーティングが始まって大変ですよ。」
と嘆いていらっしゃいました。

「やり方とかを指導する研修はあったんですか?」と私が質問すると、
「人事からは2週間に1回、1時間の時間を取って面談室でやれ、と言われただけですけど。」
とのことでした。

「1on1ミーティング」も対話の一つです。
対話に必要なのは、人と時間と場所です。
だから人事の方がおっしゃるのは、そのとおりです。

でも、それだけでいいのでしょうか?
ここで少し実際の面談のケースを考えてみましょう。

<ケースA>